ミヒャエル・エンデ  モモ(Momo)

ミヒャエル・エンデ (著, イラスト),

大島 かおり (翻訳)のモモを読みました。


内容
町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。

町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。

そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。

「時間」とは何かを問う、エンデの名作。小学5・6年以上。

 

数年前に購入したのですが読まずにずっと過ぎてしまいました。

けれどコロナ禍になり買い溜めてあった本が少なくなって

きたのをきっかけに読み始めましたが、

今のこの時代にぴったりな作品で読み進めていくうちに

徐々に引き込まれていきました。

 

あまり海外の翻訳本を読まないので読みずらいかと

思いましたが、児童文学書ということもあったので

思ったよりも読みずらさは感じられませんでした。

それよりもモモの存在する世界がファンタジーのような

SFの世界のような不思議な世界なので児童文学と

いうよりももっと別の世界での哲学書のようにも感じました。

 

「時間がない」、「暇がない」、「時間の無駄使い」などと

とかく現代人は時間に追われて生活をしているこの頃です。

けれどこの作品を読み進めることによって、

時間の大切さ、本当の豊かさ、命の大切さなどと

人間として大事な生き方の事を丁寧に教えてくれました。

 

モモに対して友達や知人、道中を一緒に旅をする亀などが

諭す一つ一つの言葉にはとても説得力があり、

どれも心に留めておきたいものばかりで素敵な言葉や

ドキッとするものばかりでした。

 

時間とは、生きるということ、そのものなのです。

そして人のいのちは心を住みかとしているのです。

という一説もとても印象深いです。

 

最後に作者のみじかいあとがきがあるのですが、

これがまた不思議な雰囲気で綴られていて、

これが本当の話なのかそれとも架空なのかと

惑わされてより想像力を掻き立てられて、

作者の遊び心を垣間見たような気がしました。

 

丁度この作品を読んで半ばの頃になり、

NHK Eテレ 100分de名著で「モモの世界」の

特集が始まったので、

これと合わせながら読んでいたのですが、

自分だけではここまで作品の奥深さを汲み取ることが

出来なかったので、この番組と合わせて読んで

より理解が深まったので良かったです。

 

色々と書きたいことはあるのですが、

読解力と文章力がとても乏しいのでまとまらず、

難しいことは書けないですが、

この作品を読んだことで時間の大切さ、命の大切さも

勿論のことですが本当の豊かさやその時代に対しての

物の考えた方を小手先だけで考えずに、

じっくりと考えながら行動をするということも

大事というのが伝わりました。

 

大人になってからこの作品を読むと

より時間の大切さなどが分かると思いので、

また歳を重ねてから読んでみたらどうなるかと思うので

再読してみたくなりました。

 

またEテレの番組が始まったばかりなので、

これと重ね合わせながら、

もう少し「モモ」の世界を深く堪能したいと思っています。

 

どんな世代の方が読んでも良い作品だと思うので、

是非多くの方に読んでもらいたい一冊です。

 

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2020.08.05 Wednesday | 読書23:58comments(0) | - | by yumi

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2020.09.28 Monday | - | 23:58 | - | - | by スポンサードリンク
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