東野圭吾 パラレルワールド・ラブストーリー

東野圭吾さんのパパラレルワールド・ラブストーリーを読みました。

 

ストーリーは 親友の恋人を手に入れるために、

俺はいったい何をしたのだろうか。

「本当の過去」を取り戻すため、「記憶」と「真実」のはざまを辿る敦賀崇史。

錯綜する世界の向こうに潜む闇、1つの疑問が、さらなる謎を生む。

精緻な伏線、意表をつく展開、ついに解き明かされる驚愕の真実とは!?

傑作長編ミステリー。

 

映画が公開されるというので手に取りました。

 

タイトルにもあるようにパラレルワールドということなので、

自分の頭の中までパラレルワールドのようになってしまい、

何度かこれは前に読んだことのあるような?

という感覚に囚われて時にはデジャブーではないかとも

思ってしまいそれだけ上手くパラレルな世界を

味わうことが出来ました。

 

それにしても一つの開発研究をきっかけに

一人の女性を巡って大事な友情や親友、恋人が翻弄されてしまい

最終的には自分の好都合で嫌な記憶を消し去ってしまうというのは

人としてはあまり良い気はしませんでした。

 

作品中にあったように

「嫌なこと、悲しいこと、辛いことを経験したことによる心の痛みを、

 全て忘れるという方法で解決して良いものだろうか。

 むしろ人間はそうした心の痛みを、

 一生抱えて生きていくべきではないのか。」

いくら科学や医学が発達をして最良な身体や頭脳を持ったとしても

やはり大切なのは人間らしく心があるということであり、

人の痛みや悲しみが分かる人間でいなければならないということを

感じてしまいました。

そうなると、嫌なこと、悲しいことの経験も

いつかは生きていく上での肥やしになると思えて

少しは苦しみからも逃れられるような気持ちにもなれるのかとも

思えてしまいました。

 

東野さんの作品は好きなので色々と読んできましたが、

こんなにはっきりとした恋愛関係が描かれた作品は

他ではあまり見られなかったような気がして新鮮でした。

主人公の記憶が過去に戻ったり色々な時空に飛んでいくので、

頭の中の整理をするのが大変な所もありましたが、

それが更にストーリーの面白さに加わっていき読み出したら

ページを捲る手が止まらないスリルさがありました。

この作品のアイデアが生まれたのが20代で、

小説化にしたのは30代というのですが古めかしい所も無く

斬新な作品で時代を問わない作品だと思いました。

 

これがどのように映像化されたのか興味があるので、

機会があったら映画も観てみたいと思います。

 

 


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2018.06.13 Wednesday | 読書17:25comments(0) | - | by yumi

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2018.10.23 Tuesday | - | 17:25 | - | - | by スポンサードリンク
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