長江俊和 出版禁止

長江俊和さんの『出版禁止』を読みました。


ストーリーは著者・長江俊和が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。

題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。

内容は、有名なドキュメンタリー作家と心中し、

生き残った新藤七緒への独占インタビューだった。

死の匂いが立ちこめる山荘、心中のすべてを記録したビデオ。

不倫の果ての悲劇なのか。なぜ女だけが生還したのか。

息を呑む展開、恐るべきどんでん返し。異形の傑作ミステリー。


心中事件から生還した女性を男性ルポライラーが取材をしていく。

取材をしていくうちに彼女の魅力に惹かれてしまい・・・

心中事件の真相は意外なものがありましたが、

それよりもラストになっての大どんでん返しの結末が、

もう一度前に戻らないとライターの

あちこちに散りばめられた 言葉のトリックの謎を

解かないといけないと思いました。

けれどライターが起こした行動があまりにもおぞましいので、

もう一度読むには少し勇気がいるかと思います。

 

ライターがどんどんと彼女の真相に迫ろうという行動は

読んでいて引き込まれていきますが、

読了後は心中の真相がはっきりと分かることがなく、

もやもや感が残ってしまいました。

ただ心中がいかに愛の契りだとしても

今の世の中にはあまり存在できないのかもと思いました。

そして愛とは美しく永遠のものかもしれないですが、

時には非情なものになってしまうかと思えました。

 

長江さんの作品は初めてで、

このようなタイプの作品も初めてなので斬新でした。

普通のミステリー小説に飽きた方には

時にはこんな異色のミステリー小説も良いかと思います。

かなりラストでは裏切られるので覚悟をして読むのをお勧めします。

 

 

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2018.02.19 Monday | 読書19:57comments(0) | - | by yumi

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2018.09.19 Wednesday | - | 19:57 | - | - | by スポンサードリンク
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