西加奈子 窓の魚

西加奈子さんの『窓の魚』を読みました。

ストーリーはある日、2組のカップルが温泉へ向う。
けれど裸になっても笑いあっていても、決して交わらない想い。
大人になりきれない恋人たちの一夜を美しく残酷に描いた恋愛小説。 

静かなナツ、優しいアキオ、可愛いハルナ、無関心なトウヤマ
の四人の視点から描かれています。
普通カップル同士で温泉宿に行くというならば、
多少なりとも楽しくお互いを分かち合えている仲間だと思うのですが
この四人はそれぞれが秘密の事や深刻な事を抱えていていました。
誰でも秘密や悩み事は抱えていると思いますが、
それを仲間だったり、カップルだったら少しは打ち明けられると思うのですが、
この四人はそれもせずお互いに複雑な思いが絡んでいるので、
こんな旅は楽しいのかなとふと思いました。
こんな所でうわべだけの付き合いなんて寂しいなと思いました。

恋愛小説と書かれていましたが、
恋愛小説にしては少しその要素が薄い感じで、
それよりストーリーや描写が淡々と描かれていてまるで推理小説のようでした。
そのわりにはラストははっきりとせずに終わってしまったので、
少し消化しきれない感じでした。

西さんの作品は初めてなので他の作品と比較できないので
分からないですが、人の描写、物、風景など細かい所まで
綺麗に描かれる人なのかなと思いました。
独特な雰囲気も何故か引き込まれました。
読みやすいのは確かなので、他の作品も読んでみたいと思います。


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2012.07.06 Friday | 読書12:39comments(0) | - | by yumi

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