朝吹真理子 きことわ

朝吹 真理子
新潮社
(2011-01-26)

第144回芥川賞受賞作品の朝吹真理子さんの『きことわ』を読みました。

ストーリーは永遠子は夢をみる。貴子は夢をみない。
葉山の高台にある別荘で、幼い日をともに過ごした貴子と永遠子。
ある夏、突然断ち切られたふたりの親密な時間が、25年後、
別荘の解体を前にして、再び流れはじめる。

芥川賞受賞作品ということでとても興味があって期待して
読んでみたのですが、想像していたものと少しイメージが違うので
少し残念でした。

『きことわ』というタイトルは不思議なイメージをするタイトルなので
これはちょっと印象的です。
このタイトルの名前は作品を読めば分かりますが・・・

葉山での別荘での思い出、他の情景描写もとても丁寧で美しいのですが、
それがすんなりと頭に入ると思ったら、反対に分かりにくくすぎて
うやむやな部分が多い感じがしました。
もしかしてファンタジーの世界なのかもしれないとも思えました。

私の読解力が乏しいからこう思えてしまったのかもしれないです。
けれど、これだという物がなかなか見つからなくて、
何を読者に伝えたかったのかとも思いました。

永遠子が髪を見た時に思い出した思い出し方が
普通ではあまり感じられないなと思いました。
髪をとかしあうと、動物が毛をつくろうのと同じで、
血がかより合っているよりも、遺伝子や血液の系ではない系として
強く感じる。というのです。
あまり人の髪の毛をとかすという行為をしないので、
余計に強くこのような思いをすることがないので。
それに自分が他人から髪をとかされても、ただ気持ちが良いとしか
感じられないので、もしかしたら永遠子にとっては髪は特別な
思いがあるのかなと思いました。

こうゆうほんわかとした雰囲気のストーリーが好きな人には
お勧めな本だと思います。
多分これからの作家さんだと思うので、
次回の作品に期待をしたいと思います。

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2011.03.25 Friday | 読書11:08comments(0) | - | by yumi

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