映画 レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで

レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが『タイタニック』以来11年ぶりの共演を
果たした『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 を観ました。

ストーリーは1950年代のアメリカ。フランク(レオナルド・デカプリオ)と
エイプリル(ケイト・ウィンスレット)のウィーラー夫妻は子供にも恵まれ
閑静な住宅街に暮らしの理想のカップル。
けれど甘い新婚時代の暮らしも次第に色褪せていき、お互いに不満を感じていた。
そんな時にエイプリルがある提案をするが、最初は乗り気でなかったフランクも
次第に本気になるがその夢がきっかけで二人は・・・
夢と希望を追い求めようとする二人が次第に追い詰められてしまうラブロマンスストーリー。
原作はリチャード・イェーツの小説『家族の終わりに』。

この映画を観た後はとても考えさせられました。
同じ女性であるエイプリルの気持ちも分かるし、
男性だったら仕事で一旗あげてお金も貰いたいという欲求や
家族を養いたいという気持ちも分かります。
それもこの1950年代という戦後のアメリカでこれから新しいビジネス
チャンスが掴めるかもしれないという欲望もある時期に、
妻の提案を出されたら迷うのは当然だと思います。
でも妻の提案も悪くはないと思うのです。
人生の本当の生きがいを求める為に夢を追うのも良いと思うので。
でも、子供もいて夫もある程度落ち着いてしまうとマンネリを感じてしてしまうのは
何処の家庭でもあることだし、それが心地良いと感じる人もいれば、
それがダメだという人もいるかもしれないです。
それがこの妻の場合は理想が大きすぎたのではないかと思いました。

何故ここまでして妻は理想を求めていたのだろうかと・・・
あまりにも安定した生活で何不自由ない生活を送っていると
妻は夫に夢を投影させてしまうのでしょうか?
特にこの妻の場合は役者を辞めて家庭に入ったので、
何か普通の生活が退屈で窮屈でしかたなかったのかなとも思えました。

フランクとエイプルの夢でパリに船で行くというのを話していましたが、
思わずそこは「タイタニックで行くの?」なんて思っちゃいました。

虚しさは誰もが感じるけれど、それに絶望するのは勇気がいる
っている台詞が印象深いです。
普通の生活をしていたらそんなに楽しい事、嬉しい事なんて頻繁にないし、
安定した生活というのはいつも同じ生活の繰り返しだと思うので
誰だって虚しさを感じながら生きていると思うのです。
でもそれを分かっていても抜け出す勇気が出来ないから毎日同じ日々を
送っているのだと思います。
人生ってもしかしたらそんな毎日なんじゃないかなとも思います。

夫婦や家族と自分の理想と現実が組み合わさらなくなってくると
夫婦の争いは本当に醜いです。
フランクとエイプルのもがき苦しみながら、お互いにぶつかるシーンは
気迫が凄く迫っていてまるで今までの夫婦ではなく別人のようでした。

ラストの方のシーンでフランクとエイプリルが夫婦二人だけで朝食を摂っていた時は
エイプルがいつもとちょっと何だか様子がおかしいと思い、これはもしかしたら・・・
(ネタばれになるので書かないです。)
エイプリルのお腹に子供がいた時もやけに煙草は吸うし、
お酒も飲んでいたので、もしかしたらこの時点から覚悟を決めていたのかも?
エイプリルがある行為をした後で窓辺に佇んでいる姿は、
まるで天に導かれているように見えました。

ラストシーンの不動産会社の仲介のおばさんの話がちょっと嫌でした。
でもそれを傍で聞いていた夫がある仕草をした時は、
これはよく日本でもある夫婦間での事なんだなと後になって分かりました。

夫婦とはどうであるべきなのか?
家族とはどうあるべきなのか?
と投げかけられた作品でした。
どれが本当に良い夫婦、家族なのか考えさせられてしまいました。

理想の夫婦って難しいですね。(^▽^;)

レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが『タイタニック』では
あんなにロマンチックな作品でしたが、この作品ではまるで違うので観る時は
ロマンチックな事を抜きにして観ると良いかもしれないです。
『タイタニック』から11年ぶりの共演でもあるので息もぴったりと合い、
成長された二人が観れて良い作品だと思いました。 

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2010.02.11 Thursday | 映画・DVD・ドラマ15:25comments(0) | - | by yumi

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2020.02.25 Tuesday | - | 15:25 | - | - | by スポンサードリンク
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